犬の名前をかわいいものにしたいと思っても、「男の子にも似合う?」「2文字のほうが呼びやすい?」「人気すぎてほかの犬とかぶらない?」と迷うことがあります。響きだけでなく、和風、食べ物、毛色、季節など、名前の探し方はいろいろです。
この記事では、かわいい犬の名前をタイプ別に100個紹介し、実際の人気ランキングや後悔しにくい選び方も整理します。見た目の好みだけで決めず、散歩中や動物病院でも自然に呼べる名前を探してみてください。
犬の名前でかわいい候補を選ぶなら?まずは響きと雰囲気で決めよう

迷ったときは「短く呼びやすい」「その子の雰囲気に合う」「家族みんなが気に入る」の3点で選ぶのがおすすめです。特別な意味がなくても、毎日気持ちよく呼べる名前には十分な魅力があります。
最初に見たいのは、かわいさのタイプ
ひとくちに「かわいい」といっても、甘い響き、素朴なかわいさ、上品なかわいさでは合う名前が変わります。いきなり何十個も眺めるより、最初に好みの方向を決めたほうが候補を絞りやすくなります。
| 好みの雰囲気 | 候補の例 | 選びやすいポイント |
|---|---|---|
| 短くて愛らしい | ココ・モモ・ニコ | 家族が呼びやすい |
| 元気で明るい | ソラ・ハル・メイ | 軽やかな響き |
| 和風で親しみやすい | こはる・小梅・ふく | 意味や由来を考えやすい |
| 甘くておいしそう | モカ・マロン・プリン | 毛色と組み合わせやすい |
| 個性的で印象に残る | ぽっけ・まろ・こてん | ほかの犬と区別しやすい場合がある |
好みが決まったら、実際に「おいで」と続けて呼んでみましょう。「ココ、おいで」「こはる、おいで」と口にして、言いやすいほうを残すという選び方なら、見た目と実用性を同時に確かめられます。
人気名と珍しい名前、どちらがよい?
人気の名前は、ほかの飼い主にも選ばれている親しみやすい響きが魅力です。その一方、ドッグランや動物病院で同じ名前の犬がいる可能性は高くなります。犬を呼んだときに別の犬が反応する場面が気になるなら、少し個性的な候補も比較するとよいでしょう。
ただし、珍しければ必ずよいというわけではありません。聞き取りづらい名前、長すぎる名前、毎回読み方を説明する必要がある名前は、日常では不便に感じることがあります。かわいさと使いやすさの両方が成り立つかを基準にすると、流行だけに左右されにくくなります。
2文字・男の子・女の子に似合うかわいい犬の名前30選

性別を意識した名前を探している場合も、まずは呼びやすい短い名前から見てみましょう。ここでは2文字、男の子向け、女の子向けの3タイプに分けて紹介します。性別の区分は雰囲気の目安であり、自由に組み合わせて問題ありません。
2文字で呼びやすい名前10選
名前の候補:ココ・モモ・モコ・ルル・ニコ・ポポ・ミミ・ララ・ピノ・メル
まず候補に入れたいのは、短くて軽やかな響きの名前です。「ココ」「モモ」は繰り返す音が親しみやすく、「ニコ」は笑顔を、「モコ」は柔らかな毛並みを思わせます。「ピノ」「メル」は甘すぎないかわいさがあり、成犬になっても違和感が少ない名前として考えられます。
ここでいう「2文字」は、カタカナやひらがなで書いたときの文字数です。実際に声に出すときの長さとは必ずしも一致しませんが、家族が呼び方をそろえやすいのが利点です。似た音が続く名前は家族にとって言いやすい反面、同居犬の名前と響きが重なる場合は聞き分けやすさも確認しましょう。
男の子に似合うかわいい名前10選
名前の候補:レオ・ソラ・ロイ・リク・ハル・テン・マル・コタロウ・チャチャマル・カイ
男の子向けでも、力強さばかりを意識する必要はありません。「ソラ」「ハル」は穏やかで明るい印象があり、「マル」は丸い目や顔立ちの犬にも似合います。「レオ」「ロイ」はきりっとした雰囲気を残せるため、かわいさと格好よさを両立させたい場合に向いています。
「コタロウ」「チャチャマル」のような少し長い名前には、呼ぶだけで愛嬌が出る魅力があります。ただし、日常では「コタ」「チャチャ」などと短縮したくなるかもしれません。フルネームで呼び続けたいのか、最初から短い愛称を日常の呼び名にするのか、家族で決めておくと扱いやすくなります。
女の子に似合うかわいい名前10選
名前の候補:ハナ・リン・ナナ・ヒナ・メイ・ユイ・リリ・サクラ・ベル・ルナ
やわらかな響きが好きなら「ハナ」「ヒナ」「メイ」、少し大人っぽいかわいさなら「リン」「ベル」「ルナ」が候補になります。「サクラ」は春を連想させるものの、必ずしも春生まれである必要はありません。飼い主が好きな景色や花にちなんで選ぶのも自然です。
女の子向けの候補として挙げていますが、名前に厳密な性別の決まりはありません。たとえば「メイ」や「リン」は男の子につけても問題ありません。大切なのは、人が受ける印象だけではなく、その子を見ながら何度も呼んだときに、飼い主がしっくりくるかどうかです。
和風・食べ物・ふんわりした印象のかわいい犬の名前30選

名前にその子らしさや親しみやすさを込めたいなら、日常生活でなじみのある言葉から選ぶ方法があります。日本語の柔らかさ、食べ物の温かなイメージ、毛並みを連想させる響きは、かわいい名前を考えるときのヒントになります。
和風でほっこりする名前10選
名前の候補:小梅・こはる・きなこ・おもち・あずき・つむぎ・すず・ふく・まめ・さく
和風の名前には、日常の言葉に近い親しみやすさがあります。「小梅」「すず」は上品で小さな印象、「おもち」「まめ」は丸みのある犬や小型犬と相性がよさそうです。「ふく」には幸福を連想させる響きがあり、短くはっきり呼べる点も魅力です。
漢字を使うときは、見た目の美しさだけでなく読みやすさも考えましょう。たとえば「小梅(こうめ)」「福(ふく)」のように読みが伝わりやすい表記もあれば、名前だけでは読み方が分かりにくい漢字もあります。病院の受付や迷子札では、漢字に読み仮名を添えると説明しやすくなります。
食べ物・スイーツ由来の名前10選
名前の候補:ムギ・モカ・ラテ・マロン・コムギ・チョコ・クルミ・ミルク・プリン・バニラ
食べ物の名前は身近で覚えやすく、色や雰囲気との組み合わせも楽しめます。茶色の犬なら「モカ」「マロン」、クリーム色なら「ミルク」「バニラ」といった連想ができます。「ムギ」「コムギ」は毛色に関係なく使いやすく、素朴なかわいさが感じられます。
ただし、食べ物の名前だからといって、その食材を犬に食べさせてよいわけではありません。特に「チョコ」は名前としてはかわいくても、チョコレートは犬に有害な食品です。名前の由来を説明するときも、食べ物として与えることとは切り分けましょう。家族が普段から使う言葉と重なる場合は、呼んだときの反応も確かめてください。
ふわふわ・ころころした名前10選
名前の候補:わた・ふわり・もふ・ぽんず・しふぉん・ましろ・ころん・ぽてと・ぷく・ぼん
毛並みや体つきから考えるなら、音を聞くだけで柔らかさが伝わる名前もおすすめです。「わた」「ふわり」は白く軽い毛のイメージ、「ころん」「ぷく」は丸い顔や小さな足を思わせます。「ぽんず」は少し意外性があり、かわいらしさと遊び心の両方を楽しめます。
一方で、子犬のころの姿だけで決めると、成長後に印象が変わることもあります。「小さいから」「ふわふわだから」という理由に加え、成犬になっても呼びたいかを考えておくと安心です。見た目と少し違う名前をつけること自体は問題なく、むしろそのギャップが愛着につながる場合もあります。
毛色・自然・海外風・少し珍しいかわいい犬の名前40選

性別や人気ランキングだけでは決められないときは、外見、季節、音の新鮮さから発想を広げると候補が増えます。ありきたりすぎない名前が欲しい方にも、これらのテーマは役立ちます。
毛色や見た目から考える名前10選
名前の候補:しろ・くろ・こげ・きなり・しるく・しろた・くろまめ・ちゃい・はく・あんず
初対面で感じた特徴を名前に残したい場合は、毛色から探す方法があります。白い毛なら「しろ」「しるく」「はく」、黒い毛なら「くろ」「くろまめ」、茶系なら「こげ」「ちゃい」「あんず」というように候補を広げられます。「きなり」は生成り色のような淡い印象です。
毛色を参考にすると考えやすい反面、同じ犬種でも成長とともに色合いや毛の長さが変わることがあります。また「くろまめ」のような特徴のはっきりした名前は、色が変わっても呼び続けられるかを考えたいところです。見た目だけに縛られず、響きが好きなら別の毛色の犬につけても自然です。
自然や季節を感じる名前10選
名前の候補:そよ・はれ・はっぱ・こなつ・ひより・さくらん・ほし・うみ・かえで・つき
優しい雰囲気を出したいなら、空や風、季節から探すのも一案です。「そよ」「はれ」は明るく軽い響き、「ひより」「こなつ」は温かな季節感があります。「ほし」「つき」は夜の空を連想させるので、落ち着いた印象が好きな人にも向いています。
自然にちなんだ名前は、誕生日や出会った日の天気など、小さな思い出と結びつけやすいのが特徴です。ただし「はっぱ」「さくらん」のようなやや珍しい言葉は、外で呼んでも違和感がないか確認しましょう。由来が説明できると親しみが増しますが、立派な意味を無理につける必要はありません。
おしゃれな海外風の名前10選
名前の候補:エマ・ノア・テオ・ルーク・リオ・アンリ・ミア・ルイ・アルバ・フィオ
甘すぎないかわいさが好きなら、海外の人名のような響きも候補です。「エマ」「ミア」は短く明るい雰囲気、「テオ」「ルイ」はすっきりした響きです。「ルーク」「アンリ」は落ち着きのある印象で、成犬になっても呼びやすそうです。ひらがなにして「えま」「みあ」と書けば、柔らかさを足すこともできます。
外国語らしく見える名前でも、すべてに一つの決まった意味があるわけではありません。言語によって綴りや発音、意味が異なる場合もあります。特定の意味を込めたいときは、候補の由来を辞書などで個別に確かめてください。意味よりも、家族全員が自然に発音できることを優先してもよいでしょう。
少し珍しくて愛嬌のある名前10選
名前の候補:くぅ・こてん・ぽっけ・ねむ・ほっぺ・まろ・すもも・こまち・こゆき・たんぽぽ
定番から少し離れたい場合は、「ぽっけ」「ほっぺ」「こてん」のように、身近な言葉から音を選ぶと独自性が出ます。「ねむ」はのんびりした表情、「こまち」は小さく上品な印象、「たんぽぽ」は明るく親しみやすい印象です。珍しさを狙いすぎず、愛犬の姿が思い浮かぶ言葉から探すと自然です。
変わった名前は人とかぶりにくい反面、初対面の人には一度で伝わらないことがあります。たとえば「くぅ」は小さい「ぅ」が聞き取られにくく、「たんぽぽ」は屋外で急いで呼ぶには少し長めです。人に説明するときの分かりやすさ、日常での呼びやすさも含めて判断しましょう。
かわいい犬の名前の人気ランキングは?実際の傾向を確認

候補を考える際、ほかの飼い主がどんな名前を選んでいるかも参考になります。ただし、ランキングは集計した犬の範囲や時期によって変わるため、掲載年と調査条件まで確認することが大切です。
2025年の総合トップ10は「ムギ」「ココ」「モカ」が上位
アニコム損保の「犬の名前ランキング2025」は、2024年10月1日から2025年9月30日までに同社の保険へ新規契約した0歳の犬151,249頭を集計したものです。2026年10月時点で確認できる同社の最新の犬の名前ランキングは2025年版です。
| 順位 | 名前 | 頭数 |
|---|---|---|
| 1位 | ムギ | 1,389 |
| 2位 | ココ | 1,121 |
| 3位 | モカ | 864 |
| 4位 | ラテ | 792 |
| 5位 | モコ | 732 |
| 6位 | ソラ | 723 |
| 7位(同率) | マロン | 699 |
| 7位(同率) | レオ | 699 |
| 9位 | モモ | 665 |
| 10位 | コムギ | 639 |
出典:アニコム損保「犬の名前ランキング2025」。これは同社の契約データに基づく順位であり、日本で暮らすすべての犬の名前を集計したものではありません。
ランキング上位から分かる名前の傾向
上位には「ムギ」「モカ」「ラテ」「マロン」「コムギ」のような食べ物を連想させる名前が並んでいます。「ココ」「モコ」「モモ」のように同じ音や丸みのある響きを含む名前も目立ちます。かわいい響きの中でも、短く言いやすい名前が選ばれていると考えられます。
男女別では、2025年の男の子1位が「レオ」、女の子1位が「ココ」でした。なお「ムギ」は男女ともに2位で、性別を問わず使われています。性別だけで候補を限定するより、聞こえ方や犬の雰囲気で探すほうが選択肢は広がります。
人気が集中する名前は、かわいくて選びやすい一方、ほかの犬と重なりやすいことも意味します。たとえば「ムギ」が好きでも区別をつけたいなら、「むぎまる」「むぎた」などの独自の呼び名を考える方法があります。ただし、長くしすぎて呼びづらくならないようにしましょう。
かわいい犬の名前で後悔しないための選び方

候補がいくつか見つかったら、見た目のかわいさ以外の条件も確認しましょう。名前は毎日の散歩、食事、しつけ、動物病院などで繰り返し使います。短い確認をしておくだけでも、暮らしの中での不便を減らせます。
短く、はっきり発音できるか
日常の呼び名には、短くて発音しやすい音が適しています。米国の犬の登録団体American Kennel Club(AKC)も、犬の日常の呼び名は短く、はっきり伝わるものが使いやすく、2音節程度が実用的だと説明しています。日本語では「ココ」「モカ」「レオ」などを、普段どおりの速さで声に出して確かめるとよいでしょう。
ただし、「短い名前なら必ず覚えやすい」と言い切ることはできません。実際の反応には、呼びかける声の調子や、名前を聞いたあとによいことが起こる経験なども関係します。文字数にこだわりすぎず、家族が無理なく繰り返せる名前を選ぶのが現実的です。
「おいで」「まて」などの指示と聞き間違えにくいか
名前は、犬に注意を向けてもらうための呼びかけとして使います。そのため、よく使う指示語と似た音が重なる名前は避けたほうがよい場合があります。特にしつけの言葉を英語で統一する家庭では、「No」や「Sit」に近い発音の候補に注意したいところです。
日本語で暮らすなら「まて」「おいで」「よし」など、実際に家族が使う言葉と続けて発音してみましょう。「名前+おいで」「名前+まて」と呼んで不自然にならないか、別の言葉に聞こえないかを確認します。絶対に避けなければならない音の一覧があるわけではなく、家庭内の言葉との相性で判断できます。
家族や同居する動物の名前と似すぎていないか
家族に「ココ」さんがいるのに犬も「ココ」にする、すでに「モモ」という犬がいるのに新しい犬を「モコ」にする、といった場合は呼び分けが難しくなることがあります。似た語尾やリズムはかわいく感じられますが、複数の犬に同時に声をかける場面も想像してみましょう。
特に多頭飼いでは、名前を一つずつ呼んでどちらの犬に声をかけているか伝わりやすいことが大切です。双子のようなそろった響きを楽しみたい場合も、冒頭の音を変えるなど、呼び方の区別をつけると使いやすくなります。
成犬になっても、外でも自然に呼べるか
子犬のころは「ちび」「べび」のような小ささを表す名前もかわいらしく感じます。ただ、犬は成長して姿が変わります。年齢を重ねても好きでいられる響きか、散歩中に人前で呼ぶことに抵抗がないかを考えてみてください。
動物病院では飼い主の名字と犬の名前が一緒に呼ばれることがあります。名前そのものは自由に選べますが、大きな声で呼ぶときに困らないかは意外と大切です。悪ふざけに聞こえたり、ほかの人が不快に感じたりする言葉は避けるほうが無難でしょう。
家族で呼び方を統一できるか
「コタロウ」と名づけても、ある人は「コタ」、別の人は「タロ」、さらに別の人は「コッちゃん」と呼ぶと、犬が名前を覚える途中では分かりにくくなる可能性があります。愛称を使うこと自体が悪いのではなく、最初のうちは基本の呼び名を一つ決めることが大切です。
家族の好みが割れたときは、候補を紙に書いて、呼びやすさ・気に入り度・ほかの名前との違いを比べてみましょう。多数決で決めるより、実際に主に世話をする人も含めて納得できる名前を選ぶと、あとから呼び方が揺れにくくなります。
名前の選び方や指示との聞き分けについては、AKC「How to Choose Your Dog’s Name」でも紹介されています。
犬に決めた名前を覚えてもらうには?呼び方の基本

かわいい名前が決まっても、迎えたばかりの犬がすぐ反応するとは限りません。犬にとって名前は、呼ばれたら飼い主に注意を向ける合図として少しずつ学ぶものです。焦らず、名前を聞くこととよい経験を結びつけていきましょう。
名前を呼んで振り向いたらすぐに褒める
最初は静かな部屋で、明るい声で一度だけ名前を呼びます。犬がこちらを見たり、顔を向けたりしたら、すぐに言葉で褒めたり、おやつを与えたりします。名前を聞いたあとにうれしいことがあると分かるように、短い練習を繰り返します。
一度に長く続けるより、犬の集中力に合わせて短時間で終えるほうが取り組みやすいでしょう。おやつを使う場合は適量に留め、いつもの食事量とのバランスも考えてください。名前を叱るためだけに使わないことも、よいイメージを保つうえで役立ちます。
反応しないときは大声で連呼しない
テレビの音や遊び相手が気になる状況では、名前を呼んでも振り向かないことがあります。そんなときに何度も大声で連呼すると、繰り返し呼ばれることが当たり前になってしまう可能性があります。まずは気が散るものを減らし、犬が落ち着いている場所で試してみてください。
室内で安定して反応できるようになったら、少しずつ場所や距離を変えます。屋外では安全のためリードを使い、名前への反応だけを頼りに犬を自由にしないようにしましょう。呼びかけに反応する練習と、「おいで」で飼い主のもとへ戻る練習は分けて考えることも大切です。
保護犬や成犬の名前は変えてもよい?
すでに名前のある成犬を迎えた場合でも、新しい名前を覚えてもらうことは可能です。AKCは、成犬の改名そのものを問題とせず、新しい名前と褒め言葉などのよい経験を結びつけ、繰り返し練習する方法を案内しています。
ただし、迎えたばかりの犬には環境の変化による負担もあります。以前の名前に反応しているなら急にすべてを切り替えず、犬の様子を見ながら進めてください。名前を変えることよりも、安心して暮らせることと、呼びかけが一貫していることを優先しましょう。
呼びかけへの反応を教える手順は、AKC「How to Teach Your Dog Their Name」も参考になります。
かわいい犬の名前で迷ったときのよくある疑問

名前選びでは、候補のかわいさ以外にも「文字表記はどうする?」「性別に合わせるべき?」といった細かな疑問が出てきます。特に迷いやすい点を整理します。
男の子に「モモ」、女の子に「レオ」でも大丈夫?
問題ありません。名前に性別による決まりはなく、飼い主と犬にとって自然な呼び名であれば選べます。周囲が性別を間違えることはあるかもしれませんが、名前を説明すれば済む場合がほとんどです。性別らしさよりも、呼びやすさと気に入った響きを大切にして構いません。
ひらがな・カタカナ・漢字はどれがいい?
犬が反応するうえで大切なのは、文字の種類そのものではなく日常で聞く呼び名です。「こむぎ」「コムギ」「小麦」のように表記が違っても、同じように発音して呼べます。ひらがなは柔らかく、カタカナはすっきり、漢字は意味を込めやすいなど、人が見る印象で選ぶとよいでしょう。
ただし、登録書類や病院のカルテ、ペット保険などで表記が異なると、確認に手間がかかることがあります。名前を決めたら、正式に使う表記を一つ定め、必要な手続きでそろえておくと安心です。
人気ランキングにある名前は避けたほうがいい?
人気だからという理由だけで避ける必要はありません。「ココ」「ムギ」などが気に入っているなら、その名前を選んで構いません。ほかの犬とかぶるのが気になる場合は、似た雰囲気の別の音を探す、家庭内の愛称を工夫するなどの方法があります。ただし外で呼ぶ基本名は分かりやすくしておきましょう。
名前がなかなか決まらない場合はどうすればいい?
急いで珍しい名前をひねり出す必要はありません。候補を3つ程度まで絞り、犬の表情や動き、家族が呼ぶ声との相性を見て選ぶ方法があります。名前を決めるまでの間も接し方を大きく変える必要はなく、穏やかに過ごせる環境を優先しましょう。決めたあとは基本の呼び名をそろえて、少しずつ慣れてもらうとよいでしょう。
まとめ|犬のかわいい名前は、呼びやすさと愛着で選ぼう
犬のかわいい名前は、2文字の「ココ」「ニコ」、和風の「小梅」「ふく」、食べ物由来の「モカ」「マロン」など、好みの雰囲気から探すと選びやすくなります。男の子・女の子という区分にこだわりすぎず、その子に似合うと感じる響きを大切にしてください。
2025年の名前ランキングでは「ムギ」「ココ」「モカ」が上位でしたが、人気かどうかだけで決める必要はありません。家族が自然に呼べて、犬にも一貫して伝えられ、成長後も好きでいられる名前が、長く使う呼び名としておすすめです。候補を声に出して比べ、納得できる一つを選びましょう。



